お急ぎ婚をするとき、最初にしておくべきなのは当日までのスケジュールを大雑把にでも決めてしまうということです。
通常の婚礼の場合、周囲の都合や季節的な利便性などから長期的にゴールとなる日を定めることになるので、場合によっては数ヶ月の延長が起きるようなこともよくあります。
しかしお急ぎ婚の場合には既にゴールとなるお尻が決まってしまっているので、必然的にゴール地点から逆算した予定の管理が必要となります。
スケジュールといっても最初から何日までに何々をするといったような細かいことまで決める必要はなく、どのくらいの時期までにどんなことを準備するようにするかといったような大雑把な日にちの割り振りをするくらいで十分です。
結婚式を開くまでの手続には、いろいろと決めておくべきことや準備しておく用具・用品があります。
しかしそれらは当日までに用意できていれば大丈夫なものと、早めに用意しておかないと次の工程にすすめないものとがあるのです。
そのことも踏まえ、スケジュール帳やカレンダーに締め切りとなる日付を記していきましょう。
締め切りを決めるときにもギリギリで考えず、できれば数日前を最終締め切りとして手続をしていくようにすることも大切です。
というのも自分たちではこれでよいと思って準備することも、プロの目や専門の人からチェックを受けるといくつか修正をしなくてはいけない部分が出てきてしまったりするからです。
完璧に仕上げようとして押し押しでスケジュールを使っていくよりも、必ず修正はくるものと考えて若干の余裕を持たせていくようして動きましょう。
先にお急ぎ婚を経験した人のデータをもとに、大手ブライダルカンパニーなどからは2~3ヶ月で準備可能な模範スケジュールを提供してくれていたりします。
あまり自分流にこだわりすぎず、時間内できることをしっかり整えるという考え方でやったほうが、気楽に準備をしていくことができます。
もし以前から考えていたような理想のプランがあるという場合には、最初の打ち合わせのときから関係者に話しておき、実現可能な部分はどこまでかということを決めておくと周囲の準備もやりやすくなります。
参考サイト:<お急ぎ婚☆実現バイブル>
しかし何より大切なのは、新婦さんの健康面への配慮です。
どれだけ安定的な場所や環境におかれていたとしても、初めて子供を妊娠・出産するということは女性にとっては大きな心理的な負担となるものです。
マリッジブルーとマタニティブルーが同時に襲ってくるという環境のことを先にしっかりと理解しておき、周囲の理解をとりつけつつもあまり無理をしないようにしていってください。