2人の平均貯蓄額

気になるよね、貯金のこと

やはり、生活のなかで気になることといえば「貯蓄」。
貯蓄をしておくって本当に大切なことで、夫婦でも「貯蓄を頑張りたい」という人が多いでしょう。
でも、現実的にはそこまで貯蓄ってできないし、「気持ちばっかり焦る」なんていう人も…。
では、貯蓄ってみなさんどのくらいの人がしているようなものなのでしょうか。
気になる貯蓄額について、調べてみました。

平均貯蓄額はあてにならない

まず、よくいう「平均貯蓄額」はあてになりません。
この平均貯蓄額をみると一千万以上の貯蓄をしている人がすごく多いですが、現実的にはそこまで多くの貯蓄をしている人はいません。
こういった平均は、一部の富裕層がガツンと数字をあげていることが多いので、あまり数字を鵜呑みにしないことです。実際、20代くらいの夫婦であれば「貯蓄がない」ということも珍しくなく、あったとしても100~200万円程度の貯蓄額であることも。
それもない人がいますので、そこまで焦らなくても大丈夫。
きちんと月々決まった額を貯蓄していれば大丈夫です。
貯蓄に関しては、大体どのくらいの金額を貯金するかを2人で話し合って決めておきましょう。

30代~40代になると子供がらみの出費が増える

じゃあ、30代から40代になると貯蓄をすることができるようになるの?と思ったら、そういうわけでもありません…。このころになると、まず子供にお金がかかるようになります。
幼稚園は、公立なら6000円くらいで行くことができますが、私立しかない土地だと30000円を超えてしまうことも多く、大変な出費となってしまいます。
子供が二人いると、単純計算で倍のお金が飛んでいくことになりますよね。
もちろん、幼稚園によっては2人目からは半額という手段が使えることもありますが、それでも数万円が月にとんでいくことを考えると、油断はできません。
そして、一番お金がかかるのが大学です。
大学は私立だと年間100万以上が飛んでいくことも珍しくないですし、今は国立でも年に60万円が飛んでいく計算になりますので、妻も働いて稼ぐくらいのことをしないと大変なことになります。

このように、決して貯金はたくさんできる家ばかりではありませんので、あせらないこと。
きちんと月に貯蓄する金額を決めておけば、それだけで十分ではないでしょうか。
20代の若いうちはそんなにお金を貯めることが出来なくても仕方ないと考えて下さい。
少額でも、少しずつでも貯めていくということが大切なことになるのです。