両親への贈り物

両親にプレゼントしよう

a0001_016533結婚式を正式に行う場合には、何度か形式的に贈り物をすることになっています。
結婚をする男性側の家庭では結納品と結婚記念品を準備し、女性側は結納返しと同じく結婚記念品を用意します。
結納品の品物は地域の風習によって少しずつ内容は違いますが、関東では金包・長熨斗などの9品目、関西なら末広・熨斗など5品目を用意するのが通例とされています。
結納返しとしてはこちらも地域によって差がありますが、結納品とともに現金を送ることになっているのが一般的です。
ただし最近では略式にすませるカップルも多くなっているので、昔ながらの品目ではなくもっと実用的な品物を使用することも多いようです。

これらの品物は結婚をするお互いの家庭同士にあげあうものとなっていますが、それらとは別に結婚式当日に自分の両親に贈り物をするというカップルも多いようです。
手紙を添えつつ記念品として送るようなケースがよくありますが、どのような品物を選ぶかによってはかなり心のこもったステキなプレゼントにすることができるでしょう。
結婚式当日に自分の両親に対して何か品物を送ったかという質問に対して「送った」と答えた夫婦は全体の約6割にも上っています。

人気のある贈り物

送る品物として人気があるものをいくつか紹介していくと、まず自分たちのこれまでの生活を振り返ることができるポートレートやフォトフレームを選ぶような場合があります。
結婚式当日に送るのですから、やはりこれまで自分たちを育ててくれたお礼の意味をこめるとともに、過去を振り返ることのできる記念品が人気となっているようです。
ちょっとした一工夫の手段としては、あえてアルバムの最後のページをあけておいて送り、その日に撮影したものを入れるという構成にしてみるといったことや、フォトフレームでいつでも最新の写真を見れるようにするといったことなどがあります。
また写真立てを送りその中に感謝の言葉をほり込んでおくというのもよい贈り物です。

結婚式の進行で送られることが多いのがウェイトドールと呼ばれる、自分たちが生まれたときの体重そのままに作った人形のプレゼントです。
ドールはテティベアなど別の動物にするようなケースもありますが、出生時の自分たちの体重とともに生まれた日とメッセージをつけるというのがよくあるプレゼント方法です。
手芸などが得意な人なら、手作りのウェイトドール用のキットも販売されているのでそちらを利用するというのもよいのではないでしょうか。