仲人・参加者の招待

仲人を立てるメリットは

結婚における仲人の役割は、新婦の両親と新郎の両親との間を取り持ち、縁談から結納、挙式に至るまでの相談に乗ることです。
しかし、最近では仲人を立てるケースはカップル全体の1%にも満たないというデータがあります。

仲人が減った理由は、恋愛結婚が増え堅苦しいことを避けたいというニーズがあるからでしょう。
では仲人を立てる必要が無いと思われてしまいますが、古くからのしきたりが残る地域ではまだまだ家と家の結びつきが強いという事があります。

仲人の存在を無視してしまうと、今後影響が出てしまう可能性もあるので、2人で決めずに双方の両親を交えて仲人を依頼するかどうかを相談するのがいいでしょう。
仲人を立てるメリットは、第三者からの客観的なアドバイスが得られるということです。

家族同士で進め方や費用で対立することがあった場合、仲介してもらえれば破談にならずに済むことがあります。

仲人選びのポイントは

仲人を依頼するときは、相談がしやすく社会的に信頼でき周囲の人望が厚く、2人が良く知っている人がいいでしょう。
具体的には、職場の上司や親の知人、学校の恩師などが多いです。
お願いに行くときには、結婚式の3か月前から電話や手紙で打診し、内諾をもらったら当人同士で改めて仲人のご自宅へお願いしに行きます。

挙式や披露宴の招待客選びのポイント

招待客を選ぶというのは時間がかかる作業です。
お互いがじっくりと話し合って決めるようにします。
招待客の人数が決まらないと式場を決めることが出来ないので、まずは全体で何名呼ぶことが出来るのかを決めます。
これは予算にもよるので、1人あたり1万円で抑えたいという場合は30人に設定をして、そこから誰を呼ぶのかを計算します。

新郎新婦両家のそれぞれの招待客数を、バランスが取れるようにお互いが話し合うようにするのがポイントです。
その際に親族や親戚など必ず参列してもらう人から決めて、その後で友人や知人を選ぶというように絞り込んでいくといいでしょう。

ここであまりにも人数ばかりにとらわれて、本当に招きたいゲストを見落とす可能性もあります。
そうならない為にも、招待客リストを作成するのがおすすめです。
新郎新婦で家族と親戚以外のゲストをリストアップして、作成しておくと失敗がなくスムーズに決めることが出来ます。

招待状は式の2か月前から発送する

招待する人が決まれば、2か月前から本人もしくは両家の両親の連名で招待状を発送します。
招待状は出したら終わりというものではなく、招待客から出欠の返事を待つ必要がありますので、返信の期限は式場の準備の関係から1か月前に設定することが多いです。
参加するのかしないのかといった出欠状況を確認するためにもなるべく早く発送するようにします。