おめでた婚の挙式準備マニュアル

おめでた婚は準備期間が限られている

おめでた婚は現在では全カップルの1/4が行なっているとも言われています。
結婚をすることに今ひとつ踏み切れない二人であっても、新しい生命をさずかったとなればいよいよ責任感を持って親となり父母になる覚悟を決めなくてはいけません。
二人を結びつけるきっかけをくれた新しい生命のことですから、大切に守っていくことを誓うための挙式を行うのがよいでしょう。
おめでた婚の場合、挙式準備に十分な時間をかけられないことが最も大きな問題になります。
通常であれば半年から1年程度の猶予を持って準備をするものですが、おめでた婚の場合は数ヶ月という短い時間の中で必要なことを全てこなしていかなくてはいけません。
おめでた婚とわかるころには新婦の妊娠も3ヶ月目に入っている頃でしょうから、挙式には母体が安定する5ヶ月~7ヶ月くらいの時期に行うのがベストです。

両親への挨拶

おめでた婚を決めたときにまず最初にやっておくべきなのは、お互いの両親、特に新婦の両親への挨拶です。
通常の挙式のときでもこの相手方のご両親への挨拶は緊張をするものですが、何をするにしてもまずこれをスタートにしないとスタートを切ることはできません。
挨拶をするときには先に子供ができてしまったことを丁寧に説明した上で、きちんとその先のことを預かるという意思をしっかりと示すことが必要です。
両親からの了解がとれたら、次はスケジュールのゴールを意識したスケジュールを作っていきます。
3ヶ月をすぎると妊婦さんはつわりなど体力的につらい時期に入ってくるので、結婚式の計画はできるだけ新郎と両親とが中心になるようにします。

細かな配慮が必要なおめでた婚

おめでた婚となると、着用をすることができるドレスの種類や式場の演出方法も限らたものになるようですが、最近ではおめでた婚そのものが増えてきたこともあって、最速で便利に利用できるプランが式場側から提案してもらえたりします。
おめでた婚の場合にはお腹をきつくしめないタイプのドレスにしたり、いざというときにも抜けやすい席次やトイレの用意といった細かい気遣いが必要になります。
自分たちだけで用意しようとするとかなり大変なので、そのあたりはプロのプランナーさんに素直に任せた方がよいでしょう。
担当者に事前におめでた婚であることを告げておくとともに、必要なスタッフを待機させておくことも大切です。

また期日がどうしても厳しいということなら、いっそのこと挙式は出産後の落ち着いた時期に行うようにするという方法もあります。