リングの購入
用意する指輪は2種類ある
結婚を意識し始めるとき、男性の脳裏をかすめることと言えば、指輪を用意するということでしょう。
指輪と言っても、2種類用意する必要があるので忘れないようにしておきます。
男性の中には、まさか2つも指輪を用意する必要があったのかと驚かれることもあるでしょう。
ではまず用意するべきものとして、婚約指輪と呼ばれるエンゲージリングがあります。
エンゲージリングを贈る習慣は古代ローマ時代から始まっており、当時は契約の印として鉄の指輪が贈られていました。
その後も習慣として残り、プロポーズや結納の時の記念として男性が女性へ贈るのです。
プロポーズや結納の2か月ぐらい前から準備をしておくといいでしょう。
もう一つ用意するものは、結婚指輪と呼ばれるマリッジリングです。
これは、結婚式の際に2人がお互いに交換するもので、日常で身に付けるケースが多いので、シンプルなデザインが好まれます。
マリッジリングは左手の薬指に着用し、相手に対して結婚していますよという知らせにもなります。
エンゲージリングはダイヤモンドが人気
エンゲージリングで一般的なものはダイヤモンドの指輪で、女性にとっては一生のものになりますので趣向などに合わせて贈りましょう。
ダイヤモンドを選ぶ時の基礎知識として4つのCがありますので、それを踏まえて選ぶようにするといいです。
1つ目のCはCARATという石の重さを表す単位で、カラットが大きくなるにつれて価格は上がります。
2つ目は色味を表すCOLORで、無色に近いほど価値が高くなり、その度合いはDを頂点としてZまでアルファベットで評価されます。
3つ目は透明度を表すCLARITYで、キズが無くクリアなものほど高価になります。
4つ目は研磨状態を表すCUTで、最も美しいのがExcellentで表されます。
エンゲージリングにかける金額は、給料の3か月分とい言われていた時期がありましたが、カップルによって購入にかける金額は異なります。
平均的な金額は、20万円から40万円です。
最近では指輪の代わりに時計やアクセサリーなどの記念品を贈るというケースも見受けられます。
マリッジリングは普段から身につけるもの
マリッジリングはエンゲージリングと違って普段から身に着けておくものなので、指になじむかどうかというのが大事なポイントになります。
平均的な価格はペアで20万円前後というのが相場です。
男性も着用するということもあり、お互いが気に入るようなものを選びましょう。
こちらの場合も結婚式の2か月ぐらい前から準備をしておくと慌てずに済みます。
中にはリングに2人の名前を刻んだり、特注で注文することもあるので、式に間に合わない可能性も出てきます。
特注をする場合には、しっかりいつ完成するのかを確認してから購入するようにしましょう。
<< 参考データ元 >>
婚約指輪|ポンテヴェキオ