親への挨拶

まずは彼女の両親にご挨拶を

二人の間で結婚が決まれば、両家の両親にしっかりとご挨拶をするようにしましょう。
女性が男性の籍に入ることが一般的ですので、先に女性の両親に対して挨拶を済ませ、それから男性の両親に対して挨拶を済ませます。

挨拶の日取りには、自分たちで両親の都合のいい日を決めて、手間をなるべく取らせないようにします。
お盆や正月のように、他の来客と重なる可能性がある時期には避けておいたほうがいいでしょう。
時間帯は、食事の準備など気を使わせてしまう時間を避け、14時過ぎ頃がふさわしいです。

挨拶をする目的は、結婚の承諾を得るためのお願いをする立場になりますので、きちんとしたマナーで挨拶をするようにします。
パートナーが初めてのご実家に訪問する場合は、私から紹介したい人がいるというような伝え方をするといいでしょう。

結婚の挨拶は男性から報告をするのが一般的

挨拶に行く際に何も知らずに行くよりは、お互いの両親についてあらかじめ情報交換をしておく方がいいです。
出身地や趣味、好きな食べ物、性格などについてリサーチしておくとこちらから話題を切り出しやすくなります。
特に男性の母親と女性の父親がカギを握りますので、話を盛り上げ好かれるようにするとスムーズ承諾を得やすいでしょう。

両親へ挨拶をする時の服装は、セミフォーマルな装いが無難です。
男性であればスーツにネクタイといった装いで、女性であればワンピースやスーツといった服装にするとさわやかな印象になります。
ジーンズや肌が露出しすぎる服、またスニーカーなどのカジュアルすぎる服装はあくまで厳禁です。
家に上がることになるので足元には十分注意してください。
また女性はメイクにも気を使いましょう。

派手なメイクではなく、出来るだけ薄くすることで威圧感を与えないので初対面でも話しやすくなります。
結婚の挨拶は家に入ってすぐに報告するというのではなく、場が和んだところを見計らって行います。
どちらにしても男性から報告を行うようにし、「○○さんと結婚させてください」と許しを得るような感じで伝えます。

手土産はこだわりの品を

ここで手土産を購入する意味は、挨拶を行う機会を設けてくださることへの御礼です。
事前に何を好むのかをリサーチしておくと選びやすくなります。
一般的には和菓子や洋菓子といったものがベターで、家族の人数分は最低でも入っていることが重要です。
手土産を差し出すタイミングは、席に座る前か席について少し落ち着いてから渡すようにします。

渡すときには「ぜひ召し上がってください」とか「お好きと伺いましたので」というような一言を添えて渡すと印象が良くなります。このように挨拶をする時の第一印象がこれからの夫婦生活で重要なものになりますので、マナーを守りながら行いましょう。